主婦におすすめの資格ってありますか?
そうねえ、私は育児中に保育士資格を取ったわよ
保育士ですか!子育て経験が活かせそうですね
それ以外にもいろいろ理由があるから教えてあげるわ
こんにちは、Yunです!
子育てや家庭の事情から専業主婦やパート期間が長くなると、いざ働きたい!となった時に「社会から長く離れていて不安」「アピールできるスキルがない」と不安になりがちですよね。
不安を取り除くためには、就職に直結する資格の取得がおすすめです!こちらの記事では、数多くある資格の中でも「保育士資格」について詳しく解説します!
保育士資格とは
保育士資格とは、日本の国家資格の一つです。保育士資格を取得すると保育士として働くことが可能になり、乳児から小学校就学までの子どもを預かり、乳幼児の保育や保護者に対して保育に関する指導を行うことを主な職務として働きます。
保育士資格の受験条件
保育士資格の受験条件は最終学歴によって異なるため、資格取得を考えるときにはまず自分自身が受験条件を満たしているのか確認する必要があります。
①大卒・短大卒の場合→学部や学科に関係なく受験可能
②専門学校卒の場合→・学校教育法に基づいた専修学校であること
・卒業した過程が修業年限2年以上の専門課程であること
上記2点どちらもクリアしていれば受験可能
③高卒の場合→・1991年3月31日以前に卒業
・1996年3月31日以前に保育科を卒業
上記2点いずれかの場合は受験可能
※それ以外の場合は、児童福祉法第7条に基づく児童福祉施設で
2年以上かつ2880時間以上の実務経験が必要
④中卒の場合→児童福祉法第7条に基づく児童福祉施設で
5年以上かつ7200時間以上の実務経験が必要
最終学歴によっては実務経験が求められることもあるため、自身の勤務先が受験資格に該当する施設かどうかはまず初めに確認しなければいけません。
保育士資格の取得方法
保育士資格の受験条件を満たしている場合、資格の取得方法は大きく分けて2つあります。
①厚生労働大臣が指定する「指定保育士養成施設」である大学、短大、専門学校などに通い、指定科目を履修して卒業すること
②保育士試験を受験して合格すること
保育士試験は年2回開催され、筆記試験9科目と実技試験3科目の中から2科目を選択して受験します。筆記試験を合格するためには各科目で正解率が6割を超えなければいけませんが、全科目クリアできなかった場合も合格科目は3年間有効のため、3年間かけて計画的に合格を目指す受験生も多いことが特徴です。
保育士資格が主婦におすすな理由7選
おすすめな理由①独学で合格が目指せる
保育士資格は受験資格を満たしている場合、独学で合格を目指せることが特徴です。自宅学習が可能であることは、特に子育て中は時間の融通が利きづらい主婦にとって大きなメリットになります。また、かかる費用も独学の際は書店で購入するテキスト代と受験費用のみなため、独学で合格を目指すことが最も安く抑えることができる方法です。
おすすめな理由②公的なサポートを受けて資格取得を目指す方法がある
国は労働者のキャリア形成のため、いくつかの資格取得やスキル獲得のための支援を行っています。支援の対象に保育士資格も含まれているため、指定された条件をクリアしていれば支援を受けながら資格取得を目指すことが可能です。
①職業訓練
②専門実践教育訓練給付金
自分自身が条件を満たしているかどうかは、最寄りのハローワークですぐに確認できます。公的なサポートを受けることができれば金銭的な負担が軽くなり、家計への影響も抑えられるためオススメの方法です。また、職業訓練校へ通学している期間や、専門実践教育訓練給付金を受けて学校で学ぶ間は「在学中」扱いとなるため、子どもを保育園に預けながら勉強に専念することもできるようになります。
おすすめな理由③子育て経験が有利に働く
保育士は子どもと直接関わる仕事のため、子育て経験を大いに活かすことが可能です。子どもとのコミュニケーションの取り方や、予想外の行動を取りがちな子どもへの対応力など、これまで培ってきた能力を存分に発揮できます。
子育てを経て、子どもへの愛情がしっかり根付いていることも大きなメリットになり得ます。子ども達の日々の成長を喜び、純粋な幼い心に寄り添う気持ちは保育士に必要不可欠です。保育士にとって大切な心構えがすでにできていることは子育て経験を持つママの強みになるため、積極的にアピールしていくべきポイントです。
おすすめな理由④未経験歓迎・年齢不問の求人が多い
保育士は未経験歓迎・年齢不問の求人が多く、ブランクに悩む主婦も挑戦しやすい環境です。主婦にとって嬉しい条件の背景には、待機児童の増加と保育士の人材不足という問題があります。
保育士は社会的なニーズが高い職業なのよ
「資格を取ったのに就職先がない!」って心配はなさそうですね
おすすめな理由⑤ライフスタイルに合わせた働き方を選びやすい
主婦が働くことを視野に入れた時、まず直面する問題が家事や育児との両立です。パートナーと協力することを前提としても、今までの相手側の勤務時間やスタイルを急に変更することは難しいため、主婦側が調整した働き先を探すことが多いです。
保育士は、忙しい時間帯だけの短時間勤務を条件とした求人も多く、ライフスタイルに合わせた働き方が選びやすいです。勤務先も保育園に限らず、ベビーシッターや託児所、学童保育など幅広くあるため、勤務時間に限らず自宅から近い働き先も見つけやすいと言えます。
おすすめな理由⑥資格更新が不要の一生使える資格
保育士資格は原則更新不要です。そのため、資格取得後から働くまでに期間が空いたり、一度職場から離れてブランクがある人も問題なく復帰することができます。
保育士として働くためには、保育士登録の手続きをして保育士証の交付を受けなければいけません。保育士資格は基本的には更新不要ですが、以下の場合には更新手続きの必要があります。
①登録した氏名や本籍地が変更した場合
②保育士証を紛失した場合
おすすめな理由⑦保育士以外の仕事に活かせる
保育園でたくさんの子どもと遊ぶって私には向いてないかも…
あら。保育士が働く場所は保育園だけじゃないわよ?
保育士の働き先🟰保育園と思われがちですが、実は活躍の場は多岐にわたります。
・ベビーシッター
・放課後等デイサービス
・学童保育施設
・乳児院・児童養護施設
・写真館
・子ども服の販売員
・幼児教室
・子育て支援施設 等
保育士って保育園以外でもたくさん必要とされてるんですね
最近はキッズスペースのある歯医者さんも増えたから、受付に保育士資格を持った人を歓迎しているところも多いわ
なるほどー!
保育士資格は主婦におすすめ!
保育士は社会的なニーズが高く、働き方や職場の選択肢も多い職種です。年齢制限や資格更新の必要もないため、家庭の都合でキャリアを断念しがちな主婦におすすめの資格といえます。子育てで得た経験を社会的に必要とされている保育士という仕事の中で活かすことは、「社会から長く離れていて不安」「アピールできるスキルがない」と不安になりがちなママたちの背中を押してくれるはずです。保育士資格を取得して、新たな活躍の場を見つけましょう!