【英語の時制】過去形と現在完了形の違いを具体的な例文をもとに解説します!

語学
新卒ちゃん
新卒ちゃん

過去形と現在完了形の違いがまだしっくりきません〜。

マルリン先輩
マルリン先輩

ニュアンスの違いは、いろんな表現に接することで実感になるわ。

この記事で例文をもとに違いを知っていきましょう。

こんにちは、Yunです!

英語の勉強をするなかで「過去形と現在完了形の違いがいまいちわからない」「過去形と現在完了形の違いを具体的な例文で示してほしい」と感じていませんか?

そんな悩みをお持ちの方に、こちらの記事では現在完了を用いるのはどのようなときで、過去形を用いるのはどのようなときかを具体的な例文つきでくわしく解説しています!

この記事はこんな人におすすめ!
  • 現在完了形と過去形の使い方の違いを具体的に知りたい人
  • 現在完了形の基本的な用法についてはある程度わかっている人

この記事を読めば現在完了形と過去形の根本的なニュアンスの違いがわかります!

現在完了の主な用法

現在完了時制の用法
  • 完了・結果用法(〜した/〜してしまった)
  • 継続用法(…から〜している/…間、〜している)
  • 経験用法(〜たことがある)

現在完了は過去に起こった出来事が現在まで継続していたり、なんらかの影響をおよぼしている場合に用いる表現です。

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現在完了形についてはこちらの記事でくわしく解説しています!

過去形と現在完了形の違いまとめ

過去形と現在完了の違いは、以下の点が関係しています。

過去形と現在完了形の違い
  • なにを強調するのか
  • 動作が本当に終了しているかどうか

過去形はいつの時点の出来事かということを強調します。現在完了形はどの時点かについては問題視せず、その出来事があったということそのものを強調します。

また、過去形は動作が過去に終わっている場合に用います。現在完了の継続用法や経験用法は動作の開始は過去ですが、現在以降も続く可能性があります。

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過去形と現在完了の完了・結果用法の違い

時制例文
過去The sun rose at 6:00 am.日の出はAM6時だった。
現在完了The sun has risen.日が昇った。

過去形の例では、6時に出たあとの太陽が現在どうなっているか(もう沈んだかどうか)は分かりませんし、その点を問題視していません。また、時刻がこの文にとって重要であるととれます。

現在完了形の例では昇ったあとの太陽が今も上空にあることが表されています。

時制例文
過去Jackson ate lunch early.ジャクソンは早めに昼食を食べた。
現在完了Jackson has eaten lunch.ジャクソンは昼食を済ませている。

過去形の例では昼食は開始から完了まで過去の出来事として現在とは切り離されています。聞き手によっては、昼休憩の時間もすでに終わっていると解釈するかもしれません。

現在完了の例でも昼食は開始から完了まですでに終了しています。ただし聞き手はランチタイムはまだ終わっていないと解釈します。

このような文は「Would you like to invite Jackson to lunch ?(ジャクソンとをランチに誘う?)」のようにジャクソンが食事をまだしていないか/もう済ませているかが関係する質問への返答として用いられる場合があります。

過去形と現在完了の継続用法の違い

時制例文
過去Jeff was friends with Kelly when he was a kid.ジェフは子どものころケリーと友達だった。
現在完了Jeff has been friends with Kelly since he was a kid.ジェフは子どものころからケリーと友達だ。

この例文では過去形と現在完了形の違いが重要になります。過去形の例ではジェフとケリーは現在友人ではありません。追加情報として、子ども時代は友人関係だったことが足されています。

現在完了の例でははジェフとケリーは友人です。この文では子どもの頃から続く友情であることが重要であるため、情報として足されています。

時制例文
過去She lived in Paris for a year.彼女は1年間パリに住んでいた。
現在完了She has lived in Paris for a year.彼女がパリに住んで1年になる。

過去形の例ではパリに住むという動作は過去に開始され、現在までに完了しています。彼女は過去パリに住んでいたのであり、その期間が1年間であるという情報が追加されています。彼女の現在の住みかは問題視されていません。

現在完了の例ではパリに住むという動作は過去に開始され、現在も継続しています。彼女は現在パリに住んでいるのであり、住みはじめてから1年経っていることが示されています。

過去形と現在完了の経験用法の違い

時制例文
過去Meg ran two marathons last year.メグは去年2度マラソンを走った。
現在完了Meg has run two marathons this year.メグは今年2度マラソンを走った。

過去形の例ではメグが経験した2回は昨年の話であり、すでに終わったことで今後この数字が増えることはないことが示されています。

現在完了形の例ではメグが経験した2回は今年の話であり、この数字は今後次第でまだ増える可能性があることを含んでいます。

過去形と現在完了形の違いがわかれば変わること

過去形と現在完了形の違いがわかれば以下のような点に注意して表現することができるようになります。

  • 過去形は動作が開始から完了まですべて終わっている場合に用いる。
  • 現在完了は動作に関わるなんらかが現在も続いているときに用いる。たとえば、昼食そのものは終えたが昼休憩は続いている場合に「Jackson has eaten lunch.」と表現する。

独学では難しいと感じるときは、英会話教室や通信講座を活用しましょう。あなたの理解に合わせて、集中的に学習することができます。

新卒ちゃん
新卒ちゃん

まぎらわしい内容だから、専門家に教わってみたいです!

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