文章を作成するための習慣を身につけると役立つわよ!
少年ジャンプは読んでます!
どうして?
しゅうかんだけにね。
……。
こんにちは、yunです!
アイデアを蓄える習慣をつける
アイデアがなければ創作物は生まれません。
よいアイデアが浮かんだときにどう対処するべきかを習慣レベルで身につけましょう。
アイデアを記録する
アイデアはいつでも突然やってきます。
湧き出たインスピレーションをなにも手を動かさずに記憶しようとするのはやめましょう。
専用のノートに書き留めるか、スマートフォンでメモを作成してください。
忙しい人ほど、こまごましたことは忘れやすいもの。
いつでもさっとメモするために、Evernoteやnotionなどのスマホアプリがおすすめよ!
メモする習慣をつける
本や記事で知ったことも、メモする習慣をつけましょう。
記憶だけを頼りに執筆していては、事実に反した内容になりかねません。
その都度調べながら書く場合も、すでにメモがあれば調べる速さが上がります。
あとで知識を引き出しやすいように、作成したメモはジャンル分けしましょう。
アイデアを吐き出す習慣をつける
ブレインダンプをおこなう
ブレインダンプとは、心と思考を整理するためのテクニックです。
もともとはメンタルヘルスケアの手法ですが、これは文章を書く習慣にもびっくりするほど役立ちます。
ブレインダンプのやり方は簡単。白紙とペンを用意し、ひたすら頭の中にある言葉を紙に書き落としていくだけです。
きれいに整理して書く必要はありません。ランダムに書いてもいいし、ラフなマインドマップの形で書く人もいます。
あなたの頭の中にはさまざまな抽象的なアイデアが渦巻いています。脳内で強風が吹いているようなもので、ある考えが浮かんだかと思えば、一瞬で次のアイデアが浮かび、そのときには先ほどの思考はもう消え去ってしまっています。
ブレインダンプはこの飛び去るアイデアたちを捕まえ、文字という具体物に変えてしまうツールです。
なにを書くか、どんな順番で書き出すかはあなたの自由です。
思い浮かぶものをある程度書き切れたら、次のステップに移りましょう。
どれだけぼやけたアイデアも、一度書けばそこに残りつづけるわ。
アイデアを思い出せなくなる心配がなくなって、次のアイデアを出すことに集中できるわよ。
ひたすら書く、手直しはしない
ブレインダンプの最中は、書いた字や内容を修正することは避けてください。脳がすべての考えを掘り起こすまで、吐き出すことを続けます。
ライティング技術をクリエイティブにするためのこの手法は、個人のブログやコピーライティングからエッセイや仕事のメールまで、あらゆる種類の仕事に応用できます。
この段階では、悪いアイデアというものは存在しません。
完璧主義に縛られていないとき、最高の創造的なアイデアが生まれます。
子どもが描く絵は、線や色づかいが自由であることを思い出して。そうやって描かせることで子どもの創造性が育まれていることもね。
アウトラインからはじめる習慣をつける
書きたいことの概要をつくる
アウトラインとは文章の概要・大枠のことです。本文を書き出す前に文章全体の大枠を作ることから始めましょう。
これは家を建てるときには、事前に設計図を作ることに似ています。設計図は平面で、実際の家ほどリアルではありませんが、このステップを飛ばして建てた家に住むのはひどく不安です。
アウトラインは箇条書きで構いません。見出しのアウトラインを作ったあとは、各項目に書く本文のアウトラインを箇条書きで作成しましょう。
文章を書くときは、いつもアウトラインから作る習慣をつけてね。
一次チェックで明確な「いいえ」を削除する
箇条書きで本文のアウトラインを作りながら、頭の中では自分が書いているものの一次チェックを行います。
このとき、事実に反していると感じたり、つまらないと感じたり、話題がそれる原因になっていると感じるアイデアは削除します。
二次チェックでもっとも気に入ったアイデアをハイライトする
一次チェックで不要なアイデアを削除したあとは、二次チェックでもっとも気に入ったアイデアを見つけてマーカーを引きます。
このあと整理されていくあなたの本文は、この気に入ったアイデアを中心に構成していきます。
ここまできたら、あなたの文章の方向性はかなり定まっているはずよ。
「たぶんそう」の部文はあとでチェックする
実際に書くとなると事実を検証しなくてはいけないアイデアもあるはずです。
このような「たぶんそう」のアイデアについては、あとで事実確認することを忘れないでください。
調べた結果、事実に反した内容だったときは、思い切ってそのアイデアは捨ててしまいましょう。
思い込みに注意してね。当然だと思っていることも一度は調べる習慣って大切よ。
良い編集者を見つける
指摘を受けるのが向上のための最善の習慣
優秀な編集者に協力してもらえることは、文章を書く技術を向上させるための最高の手法のひとつです。
習慣として身につけるべきは、編集者に協力してもらえる関係を築きつづけることと、編集者からの指摘を受け入れることです。
自分でも自分の文章に自信が持てないのに、他人に読ませることはとても苦痛に感じるかもしれません。
しかし建設的な批判を受け入れる心は、仕事で文章を書くうえでははずせないものです。
相談相手はプロの編集者でなくとも構いません。普段活字に触れている人なら十分です。まずは身近な信頼できる人に自分の文章を読んでもらいましょう。
優秀な人に教えてもらえるなら、独学よりも早く上達できるわ!
容赦なく書き換える
いつでも他人から指摘を受けられるとは限りません。
自分自身が編集者の視点を持つことができたら、自分の文章をセルフチェックできるようになります。
編集者の視点について学ぶ
編集者がどのような視点でライターの文章を校正しているかを勉強しましょう。
言葉の無駄なくりかえしや、項目の内容の重複があると、文章の印象は悪くなります。
文の主語と述語が一致しているか、助詞の使い方は間違えていないかなどの文法的な知識についても、基本的なことは学んだほうがよいでしょう。
一番厳しい編集者になる
あなた自身も、あなたの文章の編集者になりましょう。そのときには、ほかの誰よりも厳しい編集者になろうとしてください。
他者に対して指摘するときよりも遠慮なく、ずばずばと自分自身を批判してください。
他者とのコミュニケーションと同様、暴言や人格否定は必要ありません。役に立つのは、行為に関する指摘だけです。
プロの編集者になった気分で、あなたが書いた成果物に対して技術的な批判をしてみましょう。
完璧をめざすのではなく、仕上げることをめざす
初期の原稿はほとんどボツになることを受け入れる
はじめのうちの原稿はほとんどの場合、自分でもボツにしたくなる内容ですが、それは問題ではありません。
はじめて挑戦したことで名作を生み出せなかったからといって自信を喪失する必要はありません。
落ち込んで手を動かさなくなるのではなく、ブレインダンプでアイデアを追加し、原稿を仕上げにかかりましょう。
仕上げた文章が結果的に上司からボツにされたとしても、その指示を受け入れてください。
ライティングはくりかえして上達していきます。
最高の出来でなくとも最後まで仕上げることをくりかえせば、ライティングをくりかえし経験することができます。
だから最初のうちは仕上げまで書くことを優先して取り組みましょう。