名詞的用法の特徴って「Yo! Ho!」って感じで陽気なところですよね。
それはよくわからないけど、名詞的用法の特徴は、不定詞が主語や目的語、補語になるところね。
主語にもなれるなんてしゅごいですね!
しゅごいかどうかもよくわからないわ。
こんにちは、Yunです!
英語の勉強をするなかで「不定詞の名詞的用法とは?」「不定詞が主語や目的語になるってどういうこと?」と疑問に感じていませんか?
そんな疑問をお持ちの方に、こちらの記事では不定詞の名詞的用法の解説と、不定詞を目的語にとる動詞の紹介をしています!
この記事を読めば不定詞の名詞的用法の使い方がわかります!
不定詞の名詞的用法とは?
不定詞の名詞的用法とは、不定詞を主語や目的語などとして用いることを言います。
名詞的用法を訳すときは「〜(する)こと」とすればOKです。
主語としての不定詞
不定詞は文の主語としてのはたらきをもちます。主語とは文のなかで「〜は」「〜が」のはたらきをする語句のことなので、不定詞では「〜(する)ことは[が]」と訳します。
例文 | 訳 |
---|---|
To lovesomeone requires patience and understanding. | 誰かを愛するには、忍耐と理解が必要です。 |
To gothis late seems pointless. | こんなに遅く行くのは無意味に思えます。 |
To unlearn is the highest form of learning. | 悪習や悪癖を捨てることは、学びの最高の形です。 |
ただし、ネイティブは上記のように不定詞を文頭に置く言い方をやや古風に感じます。くだけた表現やより現代的な言い方では、「it」を主語に置き、不定詞を文の後半に置きます。
例文 | 訳 |
---|---|
Itis easy to findfault with others. | 他人のあら探しをするのは簡単です。 |
It makes me angry to waitfor people who are never punctual. | 時間厳守ではない人を待つのは腹立たしいです。 |
このときは「It」=「to find fault with others」の構造が成り立つわ。
目的語としての不定詞
不定詞は動詞の目的語となることもあります。目的語は「〜を」と訳す語句のことで、不定詞では主に「〜(する)ことを」と訳します。
例文 | 訳 |
---|---|
I want to go. | 行きたいです。 |
I would like to have cornflakes for breakfast. | 朝食にコーンフレークを食べたいです。 |
They decided to starta business together. | 彼らは一緒にビジネスを始めることにしました。 |
Remember to turn the lights off. | ライトをオフにすることを忘れないで。 |
補語としての不定詞
不定詞は補語としてのはたらきももちます。補語は文のなかで「主語=補語」または「目的語=補語」の構図を成立させるものであり、補語をともなう動詞ではbe動詞が代表的です。
補語の訳し方は「…は〜だ」「…は〜のようだ」などの〜部です。不定詞では「…は〜(する)ことだ」「…は〜(する)ことのようだ」などとなります。
例文 | 訳 |
---|---|
His goal was to become a well known writer. | 彼の目標は有名な作家になることでした。 |
Your duty is to finish the work in time. | あなたの義務は、時間内に仕事を終えることです。 |
主語と補語が交換可能な文の場合、「it」を文頭に置くかたちで書きかえられます。
例文 | 訳 |
---|---|
It was his goal to becomea well known writer. | 有名な作家になることが彼の目標でした。 |
Itis your duty to finish the work in time. | 時間内に仕事を終えるのはあなたの義務です。 |
このときは「It」=「his goal」=「to become a well known writer」の構造が成り立つわ。
It 〜 to …の構文
主語を「it」で「to …」が続く文では、以下のことに注意する必要があります。
例文 | 訳 | 補足 |
---|---|---|
It is not easy to learn English. | 英語を学ぶことは簡単ではない。 | 名詞的用法 |
I think it wise to obey him. | 彼の言葉に従うのが賢明だと思う。 | 名詞的用法 |
It is easy to find. | それは見つけやすい。 | 名詞的用法ではない |
It is impossible to prove. | それは証明できない。 | 名詞的用法ではない |
上記の例文のうち、名詞的用法ではない後半の2つの「It」はこの文以前にある名詞をさしていて、「to …」をさしているわけではありません。この構文では不定詞のあとに目的語が欠けており、多くは動詞1つだけのような短いものになることが特徴です。
不定詞を目的語にする動詞
以下の意味をもつ動詞の多くは、不定詞を目的語にします。
具体的な例は以下のとおりです。
意図・決心・希望 | 努力・試み | 好き・きらい | 開始・終了 |
---|---|---|---|
decide(決心する) | attempt(試みる) | hate(きらう) | begin(はじめる) |
intend(意図する) | endeavor(努力する) | like(好む) | cease(やめる) |
promise(約束する) | try(試す) | prefer(好む) | stop(止める) |
refuse(断る) | |||
wish(望む) |
もちろん上記以外にも不定詞を目的語にとる動詞は多くあります。完全な規則性はないため、少しずつ覚えていくしかありません。
また、以下の動詞は不定詞以外を目的語にとることができるものも含まれています。
不定詞の名詞的用法がわかれば変わること
不定詞の名詞的用法がわかれば以下のような点に注意して表現することができるようになります。
独学では難しいと感じるときは、英会話教室や通信講座を活用しましょう。あなたの理解に合わせて、集中的に学習することができます。
不定詞の名詞的用法がわかると表現の幅が広がりますね!