子どもを外で遊ばせるのって風邪ひいたりケガしたりが心配です〜。
外遊びは屋外とはちがうメリットがたくさんあるのよ!
たしかにリスクもあるけど、そばに付いてあげたら防げることも多いわ。
「さと」で遊ばせるのは?
和食レストランの?
だめに決まってるでしょ!
こんにちは、yunです!
子育てについて調べるなかで、「どんな遊びをさせるのが子どもの知育に役立つのだろう」と疑問に感じていませんか?
そんな悩みをお持ちの方に、こちらの記事では子どもが外遊びをするメリットをわかりやすく解説しています。
この記事を読めば、子どもに外遊びをさせたほうがよい理由がわかります!
外遊びの効果
いくつかの研究は、学校で子どもが休憩をとった後は、授業への集中力が高まることを示しています。
定期的な運動が脳のワーキングメモリの性能を向上させるという報告もあります。
休憩をとることや運動をすることは屋内・屋外を問いませんが、今回おすすめしたいのは建物の外で子どもたちが遊ぶことです。特に、緑あふれる場所で遊ぶことは子どもの健康に良い影響を与えます。
たとえば、自然の中で 10 ~ 30 分間静かに熟考すると、ストレスホルモン濃度が低下します。このことは、その日1日の気分を良いものにしてくれる可能性を示しています。
幼児期に体を動かすことが好きだった子どもは、そうではない者と比べて「学校が楽しい」「勉強が楽しい」と感じる割合が高くなり、自覚的な健康面でも「自分はとても元気だ」と回答する割合が高くなったという研究もあります。
(参考URL)金美珍「幼児期の運動や運動遊びの経験が学童期の子どもの生活・健康・体力に及ぼす影響」
https://www.jschild.med-all.net/Contents/private/cx3child/2011/007005/012/0658-0668.pdf
外遊びによるメリット
1. 日光を浴びれる
日光にあたり過ぎたり日焼けしたりすることは皮膚がんのリスクを高めます。しかし、私たちの健康に日光が欠かせないこともわかっています。
ビタミンDは日光浴によって生成されます。これは骨の発達から免疫システムまで、多くの身体プロセスで重要な役割を果たします。
日光への露出は、健康的な睡眠だけでなく、他の方法でも私たちの免疫システムや気分に影響を与えます。
私たちの体は、毎日日光を浴びることで最大限の機能を発揮します。
2. 創造性が養われる
屋外での遊びや自然の中での遊びは、多くの場合遊び方の決まりはなく、子どもが自由に発想することができます。
子どもは広場のなかを歩いてもいいし、走ってもかまいません。砂場で好きなものを作っていいし、小さな丘をどの方向から登るかも自由です。
このように、構造化されていない時間の中では、子どもは周囲と協力することや、ルールを考ることに積極的に取り組みます。
外にいることは、これら重要なライフスキルを実践する機会を与えてくれます。
3. ストレスの解消
自然のなかで過ごす時間は、都市に滞在する時間と比較してストレスホルモンを減少させます。
また、夏場の都市部はアスファルトによるヒートアイランド現象で、命の危険を感じるほどの暑さを感じるが、森林部を含む自然環境では、このような物理的なストレス要素も減少します。
(参考URL)飯島健太郎「「緑と健康」に関する研究とその動向」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsrt/33/3/33_3_441/_pdf
4. 時間が経つのが早い
文部科学省作成の「幼児期運動指針ガイドブック」によると、幼児が1日のなかで運動にあてたほうがいい時間の目安は60分です。
子供たちが毎日 1 時間活動しようとするときに、外で遊ぶことは60分の運動を確実に実現するための方法のひとつです。
確かに屋内で運動することもできます。しかし、特にボールや自転車などを持って屋外に出ると、子どもは積極的に遊びに取り組みます。これは、子供にとって最高の運動になります。
5. 挑戦と失敗、成功を学べる
子どもたちがある程度のリスクを経験することは、子どもの挑戦する心を育みます。
新しいものごとに挑戦できることは、成長するにつれ重要な資質になります。
外遊びをする際は、子どもがけがをする可能性がつきまといます。
外遊びの最中に、木登りで腕を骨折する可能性を否定することはできません。
また、友達を作ろうとして拒否されれば、恥ずかしい思いをして傷つく可能性があります。
親として、このことは私たちを不安にさせます。私たちは子供たちの安全を願っています。
しかし、彼らを檻の中に閉じ込めて一切リスクを負わせなければ、彼らは自分に何ができるか分からなくなります。
人生の避けられないリスクに立ち向かう自信や勇気を持てなくなるかもしれません。
子どもは外遊びでけがをするかもしれません。
しかし、それは挑戦してはいけないという意味ではありません。
失敗から学ぶ教訓は、成功から学ぶ教訓と同じくらい重要です。