【英語の文法】動名詞か不定詞かで意味が変わる動詞12選!

語学
新卒ちゃん
新卒ちゃん

「~ing」か「to~」かで意味が変わることがあるんですか?

マルリン先輩
マルリン先輩

動名詞か不定詞かってこと?

そうね、一部の動詞はどちらが続くかで意味が変わってくるわ。

新卒ちゃん
新卒ちゃん

じゃあ「I like ingmaings.」になることもあるんですね?

マルリン先輩
マルリン先輩

「私はトマトが好きです」はいつだって「I like tomatos.」よ。

こんにちは、Yunです!

英語の勉強をするなかで「動名詞と不定詞ってどう使い分けるの?と疑問に感じていませんか?

そんな疑問をお持ちの方に、こちらの記事では動名詞をとるか不定詞をとるかで意味が変わる動詞を紹介します!

この記事はこんな人におすすめ!
  • 動名詞と不定詞で意味が変わる動詞を一覧形式で知りたい人

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あとにつくのが動名詞か不定詞かで意味が変わる動詞12選

  1. begin
  2. dread
  3. forget
  4. go on
  5. keep
  6. mean
  7. need
  8. regret
  9. remember
  10. start
  11. stop
  12. try

begin

項目動名詞不定詞
例文She began singing at age of 4.I don’t begin to understand it.
彼女は4歳から歌を歌いはじめた。さっぱりわからない。
特徴動作が習慣的に続くことを思わせる。「〜しかける」を表す。

「begin」に動名詞がともなうと、主語になるものが多少なりとも自分の意志でその動作を開始して、それがある程度続くことを感じさせます。

不定詞をともなうと「〜しかける」ぐらいの意味をもつことがあります。そのため、以下のような表現は不定詞しかともないません。

項目不定詞
例文I begin to hungry.
お腹が減ってきた。
特徴「〜しかける」を表す。

ただし、つねに「begin + 不定詞」が「〜しかける」を表すわけではありません。動名詞でも不定詞でも意味が変わらない場合も多くあります。

「begin」はふつう進行形にしませんが、進行形になったときは不定詞のみをともないます。

項目非進行形進行形
例文She began singing.
She began to sing.
She is beginning to sing.
彼女は歌を歌いはじめた。彼女は歌を歌いはじめている。
特徴進行形でなければ動名詞でも不定詞でもOK。進行形のときは不定詞のみ。

dread

項目動名詞不定詞
例文She dreaded taking the test.He dreaded to think of the consequences of his actions.
彼女は試験を受けるのを恐れている。彼は自分の行動の結果を考えることを避けた。
特徴「dread」はふつう動名詞をとる。「dread to think」は「考えたくない」

「dread」は「恐れる」の意味のときはふつう動名詞をとりますが、「think」や「consider」に対しては不定詞をとります。

このとき、考えることを恐れるというよりは「考えたくない」という意味を表します。

forget

項目動名詞不定詞
例文She forgot reading the book when she was a kid.She forgot to pay the rent this month.
彼女は子どもの頃にその本を読んだことを忘れていた。彼女は今月の家賃の支払いを忘れていた。
特徴動名詞では「〜したことを忘れる」を表す。不定詞では「〜する必要があるのに、そのことを忘れる」を表す。

go on

項目動名詞不定詞
例文Go on reading the text.Go on to read the text.
テキストを読み進めてください。次に、テキストを読んでください。
特徴動名詞では「同じ動作の継続」を表す。不定詞では「行動の変化」を表す。

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keep

項目動名詞不定詞
例文She kept talking.The attackers kept hostages to prevent the police from entering.
彼女は話し続けた。襲撃者は警察の侵入を防ぐために人質をとった。
特徴動名詞では「動作の継続」を表す。不定詞では「〜するために」を表す。

「keep」はふつう動名詞で用いられます。不定詞をともなっている場合は、不定詞の副詞的用法をもちいています。

mean

項目動名詞不定詞
例文You have forgotten your homework again. That means phoning your mother.meant to phone your mother, but my mobile didn’t work.
あなたはまた宿題を忘れました。お母さんに電話をしないといけません。あなたのお母さんに電話するつもりだったけど、携帯が故障していたわ。
特徴動名詞では「〜することになる」「〜を引き起こす」を表す。不定詞では「〜するつもり」を表す。

need

項目動名詞不定詞
例文This house needs cleaning.He needs to call his boss.
He needs him to call his boss.
この家は掃除が必要です。彼は上司に電話する必要がある。
特徴「〜される必要がある」を表す。「〜する必要がある」を表す。

「need」はふつう不定詞を用います。動名詞をともなう場合、受動的な意味を表します。

regret

項目動名詞不定詞
例文I regretted being late to the interview.We regret to inform you that your position at our company is being eliminated.
面接に遅れたことを後悔した。申し訳ありませんが、当社でのあなたの役職は廃止されます。
特徴「〜ことを後悔する」を表す。「言いづらいことだが〜」を表す。

「regret」はふつう動名詞をともないます。不定詞を用いる場合は限られていて、「to inform」「to say」などは「残念ながら(悪い知らせを)伝えなければならない」ことを表す。

remember

項目動名詞不定詞
例文I remember mentioning the meeting yesterday.He remembered to turn off the lights before he left.
昨日の会議について言及したことを覚えています。彼は出かける前に明かりを消すことを思い出した。
特徴「〜したことを覚えている」を表す。「〜することを覚えている」を表す。

動名詞をともなうと、「過去のできごとを覚えていること」を表します。不定詞をともなうと、「〜する必要があることを覚えていること」を表します。不定詞の内容はまだおこなっていない未来の動作になります。

start

項目動名詞不定詞
例文I started kicking it.I started to kick it, but stopped.
それを蹴り始めた。それを蹴りかけたが、やめた。
特徴動作が続くことを思わせる。「〜しかける」を表す。

「start」については、「begin」とほぼ同じ性質をもちます。動名詞では動作の継続を感じさせ、不定詞では「〜しかける」を表すことがあります。

以下のような表現では不定詞のみを用い、動名詞は用いません。

項目不定詞
例文It started to rain.
雨が降り始めた。
特徴「〜しかける」を表す。

「start」が非進行形で使われる場合、動名詞も不定詞も使えます。進行形の場合は、不定詞が用いられます。

項目非進行形進行形
例文Marge started talking really fast.
Marge started to talk really fast.
Marge is starting to talk really fast.
マージは早口で話しはじめた。マージは早口で話しはじめている。
特徴進行形でなければ動名詞でも不定詞でもOK。進行形のときは不定詞のみ。

stop

項目動名詞不定詞
例文stopped smoking.stopped to smoke.
喫煙をやめた。喫煙するために立ち止まった。
特徴「〜ことをやめる」を表す。「〜するために立ち止まる」を表す。

「stop」はふつう動名詞をともないます。不定詞をともなう場合は副詞的用法となり、「〜するために」の意味になります。

try

項目動名詞不定詞
例文She tried eating the snake soup, but she didn’t like it.Try not to wake the baby when you get up tomorrow at 5 AM.
彼女はヘビのスープを飲んでみましたが、好きではありませんでした。明日朝5時に起きたら、赤ちゃんを起こさないようにしてください。
特徴「試しに〜してみる」を表す。「〜しようとする」を表す。

「try + 動名詞」は「試してみる・実験する」を表します。この場合、試してみたが気に入らなかった、または試してみたら気に入ったという表現で使われることが多くあります。

「try + 不定詞」は「〜しようとする」を表します。これは、それをしたいけれども事情により実行できないという場面で使用されやすい表現です。また、例文のように達成できるかもしれないしできないかもしれないようなことを依頼するときにも使われます。

新卒ちゃん
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