コーディネートってどういう意味ですか?
「co-ordinate」は調和させる、合わせるという意味の英単語よ。
「コーディネートはこうでねぇと!」ってダジャレのポイントはどこですか?
「『こう』じゃないとだめだ」という意味の言葉を「コーディート」に調和させるために、あえて「こうでねぇと」に改めて……これなんの話?
こんにちは、Yunです!
転職や資格について調べるなかで「カラーコーディネーターとはどんな仕事か」「自分はカラーコーディネーターに向いているのかな」と疑問に感じていませんか?
そんな悩みをお持ちの方に、こちらの記事ではカラーコーディネーターのやりがいや仕事内容を解説します!
この記事を読めばカラーコーディネーターの魅力がわかります!
カラーコーディネーターに向いている人
こんな仕事に興味がある人はカラーコーディネーターに向いています。
カラーコーディネーターの業務は企画から製造、販売、展示とさまざまな場面にかかわるのよ。
こんな思いがある人にもカラーコーディーターがおすすめです。
個性が活かせる仕事をしたいです!
カラーコーディネーターの仕事内容
製品づくりのプロセス | カラーコーディネーターの実務 |
---|---|
・対象製品の設定 ・現状分析 ・ターゲット設定 | ・市場調査・分析(マーケティング) |
・製品企画 ・デザイン ・設計 | ・色彩計画策定 ・色選定プレゼン ・シミュレーション色決定 |
・製造 | ・色の管理 |
・広報 ・展示 ・販売 | ・広報計画 ・展示計画 ・ディスプレイ |
・フィードバック | ・フィードバック分析 |
カラーコーディネーターの仕事は、色を組み合わせることだけではありません。
製品のカラーデザインや、店舗のカラーデザイン、販売店へのアドバイス、展示などさまざまな業務を担当することができます。
商品企画にかかわれるのって、興味あります!
カラーコーディネーターとマーケティング
製品をつくる前段階で、カラーコーディネーターは色彩に関する市場調査をおこないます。
市場のトレンドを把握する方法には、SNS動向調査やファッションコレクションへの参加、国内・国際展示会への参加などが挙げられます。
新たな色彩トレンドをキャッチしたあとは、さまざまなカラーシステムを利用して色彩統計をとったり、デザインカタログを集めたりして新色の情報を集めます。
このとき重要になる視点は「どんな色が売れゆきがよいのか」「どんな色が新しい流行をつくるのか」です。これらは、前者を「量を売る色」後者を「質を売る色」と呼びます。
SNSならいつも見てます!
「量を売る色」(=売れる色)を調べる
量を売る色とは、売れゆきのよい色のことです。さまざまな業界で、市場に受け入れられやすい色の調査がおこなわれています。それぞれの市場でよく売れた商品に使われた色を調べ、その色の色相・明度・彩度などを分析します。
売れ筋の商品分析ってことですね。
色の要素や色の分類のしかたについては、こちらの記事で解説しています!
「質を売る色」(=新しい流行になる色)を調べる
質を売る色とは、現状の売れゆきよりも新鮮さや今後の話題性を重視した色のことです。これは、製品への注目度を上げる目的で用いられます。
小売業界では、質を売る色を新シーズンのキャンペーンカラーとして用いることがよくあります。
たとえば、下の画像は日本流行色協会が「2023年春夏JAFCAプロダクツ&インテリアカラー」として作成したカラーグループのひとつ「記憶」です。色には心理効果があり、どのような色が流行するかはその時代の世相とも関連します。
流行に興味あるので、調べるのも楽しめそうです。
色の心理効果については、こちらの記事で解説しています!
カラーコーディネーターのやりがいは?
カラーコーディネーターの仕事では、あなたの個性を仕事に取りいれることができます。色の心理効果はどれだけ理論化しても人によって異なる部分があります。あなたの感性が会社の売り上げを伸ばしたり、誰かの満足度に貢献したりすることがやりがいにつながります。
また、色彩に関する知識は公私問わず衣食住すべてに適用することができます。あなたがカラーコーディネーターの仕事に専念して色彩知識を増やすことで、仕事もプライベートも充実したものになります。
色彩知識が多方面に応用できることは、カラーコーディネーターがさまざまな業界で活躍できることを意味します。
たとえば、ケーキショップで白を基調としたディスプレイをよく見かけるのは白が与える心理効果に「純粋・誠実・清潔」があるからです。カラーコーディネーターはケーキショップの店舗ディスプレイに白を基調とすることを提案できますし、食品の魅力を伝えるほかの色を提案することもできます。
プライベートにも活かせるって点に魅力を感じます。
カラーコーディネーターになるには?
カラーコーディネーターのなり方としては、カラーコディネーター検定試験®️または色彩検定の資格を取得することをおすすめします。
カラーコーディネーターについては、資格を応募条件としない求人もあります。しかし、カラーコーディネーターが色の専門家としての役割を求められる以上、資格があれば採用で大きく有利になることは間違いありません。
また、カラーコディネーター検定試験または色彩検定を取得しておくと資格手当がもらえる求人も多くあります。また、資格取得前であっても、上記資格の勉強をしておくだけで色彩の専門知識が得られます。
カラーコーディネーターは関連の資格が役立ちやすい職業です。
資格が役立つ職業なんですね!
カラーコーディネーターは未経験でもできる?
カラーコーディネーターは多くの場合未経験でも大丈夫です! 未経験でも先輩や上司が入社後に指導してくれる求人が多数あります。
もちろん経験者優遇の求人も多いから、経験があるに越したことはないわ。
カラーコーディネーター検定や色彩検定を活かせる仕事は?
カラーコディネーター検定試験または色彩検定が優遇されやすい求人はインテリア関係、住宅関係、アパレル関係、化粧品関係などです。
ただし、これまでお伝えしてきたように色彩の知識はさまざまな業界で活用可能です。あまり最初から業界を限定しすぎず、「興味ある分野 × 色彩知識」の観点で職業選択することをおすすめします。
わたし、お化粧好きです!
カラーコーディネーター検定試験の勉強方法は? 難易度は?
カラーコーディネーター検定試験の基本情報についてはこちらの記事で解説しています!
色彩検定の勉強方法は? 難易度は?
色彩検定の基本情報についてはこちらの記事で解説しています!
おすすめの独学用教材
資格の勉強は受験勉強と通じるところがあります。独学の場合は、自分で勉強時間を確保してコツコツとすすめる必要があります。
独学のメリットは初期投資が少なく済むこと、デメリットはお金をかけない分気軽にあきらめやすくなってしまうところです。カラーコーディネーター関連の資格試験については、これまでも自力で勉強することが得意だった人は独学でも十分対応できます。
カラーコーディネーター検定試験のおすすめ教材
カラーコーディネーター検定試験スタンダードクラスの公式テキストです。高校の教科書のような体裁で、写真資料が豊富に載っています。公式テキストなので、このテキストに載っていることを覚えれば試験対策はバッチリです。試験内容は用語の暗記がほぼすべてなので、本文にマーカーを引いたり、ノートに情報を整理を整理することで勉強できます。
色彩検定のおすすめ教材
こちらは色彩検定3級の参考書です。色彩検定にはより初歩的なUC級もありますが、色彩全般の基礎知識と言えるのは3級からなので、UC級は飛ばして3級の勉強からはじめることをおすすめします。
こちらも写真素材が豊富ですし、各単元をコンパクトにまとめて掲載してくれているので使いやすいテキストです。
おすすめの資格講座
高校や大学の受験勉強で塾に通っていた人は、専用の教材を使うことや専門家に教わることの重要性を実感したことがあるかと思います。
資格の勉強でも、もっともおすすめするのはくわしい人に教わることです。スクールへの通学がもっとも学習に効果的ですが、時間的に難しい人には通信講座が役立ちます。
資格対策は期間を決めて集中的におこないたい、という人には講座をとることをおすすめします。
新しいスキルを身につけて、社会で活躍したいです!