
3歳からピアノを習ってました、みたいな話よく聞きますよね。

たまにね。でも、器用さや集中力なんかの条件が揃わないと習い始めてもつらいだけよ。

0歳から習ったらどうなるんでしょう?

泣いちゃうんじゃない?
こんにちは、Yunです!
習い事について調べるなかで「ピアノって何歳から始めるのがいいの?」「はじめて買うピアノってどんなのがいいの?」と疑問に感じていませんか?
そんな悩みをお持ちの方に、こちらの記事ではピアノをはじめるのに適した年齢やおすすめのピアノについて紹介しています!

この記事を読めば子どもの年齢に合ったおすすめのピアノがわかります!

子どもの習い事をピアノにするメリット

早期からピアノを習うことは絶対音感または相対音感を身につけやすくするため、その後の演奏力の伸びにもよい効果を与えることは、ほとんど言うまでもないことです。ここでは、音楽を演奏することが音楽以外の分野にどのような効果があるかについて紹介します。
教育学者アニタ・コリンズ氏によると人は音楽を聴くと脳全体が刺激を受けて活性化しますが、音楽を「演奏」するときはそれが全身運動に匹敵するほど大きな刺激に変わります。これは音楽を演奏するとき脳が聴覚処理・視覚処理・運動処理を同時に並列しておこなうことが原因だと考えられています。
IQが言語学習や計算、暗記など複数の領域に影響するように、脳の一部の処理能力が高まることは実生活のさまざまな領域によい効果が生まれることが研究によってわかっています。
音楽演奏によって脳の聴覚・視覚・運動領域の能力が高まることもまた、言語能力や計算などさまざまな領域の力を伸ばします。音楽を聴くのと演奏するのでは、特に運動領域の活性化で差が生まれると言われています。このことは、周囲からの刺激に対する脳の反応速度を速める効果があります。
米国心理学会の発表では音楽科の学生はそうでない学生より数学・理科・英語の成績が高かったと発表しました。また、その傾向は声楽科ではなく演奏系の学科でより顕著でした。(参考文献:英語)
また、音楽を演奏することがIQ(知能指数)を向上させるという研究結果もあります。チューリッヒ大学のルッツ・ヤンケ氏によると、15年間のプロミュージシャンに対する研究から、音楽演奏を練習することが脳の運動皮質・聴覚皮質・小脳などに構造的な影響を与えていることがわかりました。つまり、筋力トレーニングで筋肉が肥大化して体型が変化するように、音楽的トレーニングは脳のかたち(構造)をつくりかえることが可能となります。(参考文献:英語)
英国王立精神科医協会が発表した研究では、従来から指摘のあるとおり、音楽は脳の右半分(右脳)に大きな影響を与えることが示されています。音楽はたしかに脳を刺激していて、音楽による運動機能のリズミカルな同調が脳卒中やパーキンソン病、脳性麻痺などからの回復に効果があることが論文内で指摘されています。(参考文献:英語)
こちらはアニタ・コリンズによる音楽と音楽演奏の効果についてのTEDトーク動画です(約4分、日本語字幕つき)。TEDトークは最新の知見を発表する場として世界的に有名で、この動画も再生回数1000万回以上となっています。
ピアノは何歳からはじめるのがおすすめ?
ピアノを習いはじめるのに最適な年齢については諸説あります。これはどのようなことを重視するかによって適切な年齢が異なるためと考えられます。
幼児の集中力の限界
幼児教育業界では、小学校低学年までの子どもの集中力は「年齢 × 1分」または「年齢 + 1分」と言われています。この数字自体に科学的な根拠はありませんが、子どものうちは集中力をつかさどる脳の前頭前野という部分が未発達なので、機能的に考えても集中力が短いのは当然です。
子どもは好きなことにのめりこむときの集中力は「年齢 × 1分」に限りませんが、言われてやること・興味のないことに対して集中できる時間はかなり短いと考えるべきです。
演奏技術を向上させるためにおすすめの年齢
将来、ピアノを上手に弾けるようにさせたくてなるべく早くピアノを習わせたい場合も、子どもの集中力を考慮する必要があります。
曲を演奏するためには、一定時間座っていられることや、指先をある程度意識的に操作する力が必要です。その点を考えると、2歳未満で技術的な指導をおこなうのはほぼ不可能です。3〜4歳であっても、集中して練習できる子どもはかなり限られると考えられます。
具体的には5〜9歳ごろがなるべく早く演奏練習をはじめるために適した年齢と言えるでしょう。
ただし、早期から「ピアノを好きにさせる」ことは可能ですし、ピアノを好きになることは長期的に見て演奏技術の向上に高い効果を示します。優れた幼児向けの音楽教室では、幼児がピアノに関心をもてるように演奏練習以外のかたちで幼児とピアノを結びつけてくれます。
具体的には、リトミックのかたちであれば1〜2歳ごろからはじめることも可能です。ただしこれは音楽に親しむことが目的であり、まだピアノそのものは用意しなくてよい場合もあります。
音感を身につけさせるためにおすすめの年齢
音感には絶対音感と相対音感があり、相対音感は年齢を問わず身につけられますが、絶対音感は幼少期に音楽トレーニングを受けていないと身につかないと言われています。具体的にはおよそ5〜6歳ごろまで、遅くとも7歳までにトレーニングをしておくべきです。
ただしこれまでの研究によると、絶対音感はある年齢を過ぎると絶対に身につかないというものではないようです。
過去の研究では、音楽家の音感を調べたところ、絶対音感をもつ者が音楽トレーニングを開始した年齢の最頻値は5歳、絶対音感をもたない者の開始年齢は6〜7歳でした。(参考文献:英語)
また別の研究では、600名以上の音楽家のうち4歳以前に音楽トレーニングを開始した者のうち約40%が絶対音感をもっていたのに対し、9歳以降で開始した者で絶対音感をもつのはたったの3%だったという結果になりました。(参考文献)
また、2013年の研究ではバルプロ酸(VPA)と呼ばれる薬品を接種すると成人していても絶対音感が身につくということが示唆されました。(参考文献:英語)
つまり、絶対音感がいつまでなら身につくのかは個人差がありますが、多くの人にあてはまる範囲としてはおよそ5〜6歳ごろまでに音楽トレーニングを開始するのが推奨されています。
ちなみに絶対音感は遺伝の影響もあるとされており、早期にトレーニングしたから必ず獲得できるものではありません。絶対音感を身につけさせようと過度なトレーニングをするのは子どもの負担になるので、やめましょう。
ピアノの種類
グランドピアノ

ピアノといって一番イメージしやすいのがグランドピアノでしょう。アップライトピアノよりも打鍵の強弱をつけやすく、深い重低音を得られますが構造上かなりの大きさになり、個人で気軽に購入できるものではありません。
自宅である必要はありませんが、本格的にピアノ演奏を練習したい人はグランドピアノで練習できる環境がある方がよいでしょう。
アップライトピアノ

アップライトピアノは奥行きを短くして省スペースで置けるようにしつつ、グランドピアノになるべく近い音と演奏性を得られるようにしたピアノです。
グランドピアノよりは個人の自宅にも置きやすいとはいえ、相場は数十万円〜100万円以上であり、こちらも手を出しやすい価格とは言いづらいところです。
電子ピアノ

グランドピアノ、アップライトピアノは木と弦によるアナログ構造で音を発生させるのに対して、デジタルの電気信号を音に変えるしくみなのが電子ピアノです。
デジタルはその性質上アナログの音を完全に再現することはできません。しかしヘッドホンをさして消音で練習できる、価格が安いなどメリットも多くあります。
電子ピアノと電子キーボードの違い

電子キーボードと電子ピアノは、どちらもデジタル信号を用いる鍵盤楽器ですが、いくつかの演奏上の重要な違いがあります。
電子ピアノはあくまでピアノらしさを追求しており、鍵盤にはハンマーがあり打鍵の強弱による繊細なニュアンスを出せるようになっています。キーボードはそのようなニュアンスを再現できないものも多くあります。
また、鍵盤数や鍵盤ひとつのサイズも異なります。ピアノは通常88鍵盤ですがキーボードは32〜61鍵盤ほどの少ないものが多く、鍵盤ひとつの幅や長さも電子ピアノより小さめなことがふつうです。
ただし、さまざまな音色(おんしょく/音の種類)を楽しめるのが電子キーボードの特徴であり、その魅力は電子ピアノにはありません。
ピアノを練習したい人や、発表本番ではアコースティックピアノを使用する人には電子ピアノがおすすめです。ピアノに近いかどうかを問題とせず、さまざまな機能をもつ鍵盤楽器に興味があるなら電子キーボードがおすすめです。
子どもにおすすめのピアノおもちゃ・キーボードおもちゃ
子ども向けピアノおもちゃは、子どもにどんな楽しみ方をさせたいかでなにがおすすめかが変わります。
たとえば0〜1歳の幼児であれば、オクターブ数などを気にせず、とにかく触りやすい質感と鳴る音の美しさが大切です。幼児だからとあまりに安物を買うと音程が狂いやすく、子どもの音感育成にかえって悪影響になりかねません。信頼できる商品を選びましょう。
子どもが楽譜を読むようになることや、そうでなくてもなにかしらを演奏することまでを考えると鍵盤が1オクターブしかないものはほとんど役に立ちません。せめて2オクターブあれば、メロディーだけならだいたいの子ども向け楽曲を演奏できます。
おもちゃ会社がつくっているか楽器メーカーがつくっているかでその商品の強みは多少変わります。子どもが気軽に楽しむことだけを考えるとおもちゃメーカーの製品は本当によくできています。しかし、ピアノの音楽的な魅力に早く気づかせたいと感じているならミニピアノが向いているでしょう。
子どもながらに両手で弾くことまでを考えるなら、記事の続きで紹介する電子キーボードにチャレンジしてみるのがいいかもしれません。
KAWAI シロホンピアノ

こちらは対象年齢1歳6か月以上の木琴・ピアノおもちゃです。木製でできているため子どもが親しみやすく、叩けばさまざまな音がなることを幼児のあいだから楽しめます。
バチは木琴用で、ピアノの鍵盤部分は指で押せば音がなります。河合楽器製なので音程は正確で、子ども用楽器として長く遊ぶことができます。

B.Toys 木製ミニピアノ

こちらは鍵盤数が25鍵と2オクターブ分あるので子ども向けのかんたんな曲なら弾くことができます。「きらきら星」「メリーさんの羊」「ゆかいな牧場」など全6曲の音源が入っており、曲を鳴らしながら演奏をすることができます。
数千円の値段ながらつくりがしっかりしており、音質もよいなどいろいろな利点がありますが、一番の推しポイントはピアノおもちゃとしてはめずらしいカラーリングとユニークなデザインだと思います。一度このデザインが気に入れば、なかなか似たようなものはほかに見つかりません。
トイローヤル モンポケ キッズキーボード

トイローヤルのモンポケキッズキーボードはポケモンモチーフのキーボードおもちゃです。対象年齢3歳以上とありますが、とてもシンプルなキーボードおもちゃなので、叩いて音を鳴らすだけならもっと低年齢からでも遊べますし、壊す心配もありません。
ワンキーワンノート機能をつかえば、曲を設定すればどの鍵盤を押しても正しいメロディーが鳴ります。これによってリズムだけを合わせることに集中すれば上手に演奏した気分になれるので、子どもが楽器演奏に親しみやすくなります。
このキーボードは最大4音を同時に鳴らせるので、和音を押さえてメロディーを鳴らすこともできます。
ジョイパレット アンパンマン 光でひけちゃう! 育脳キーボード

ジョイパレットはアンパンマン関連のさまざまなおもちゃを販売しているメーカーです。
旧「ノリノリおんがくキーボード」が大ヒットし、リニューアルされたこの育脳キーボードは収録曲のメロディに合わせて鍵盤が光る光ナビ機能が追加されました。
どの鍵盤を鳴らしても曲のメロディーを鳴らせる「簡単レッスン」機能、アンパンマンのマーチなど14曲を収録など、ジョイパレットのキーボードおもちゃならではの魅力もたくさんあります。
子どもがアンパンマンが大好きで、かつ気軽にふれられるキーボードおもちゃをプレゼントしたい場合はこれ一択と言ってもいいかもしれません。
ドリームレッスン ライト&オーケストラ グランドピアノ

ドリームレッスンはバンダイのおもちゃブランドのひとつです。ライト&オーケストラシリーズはさまざまな楽器とディズニーでコラボしている楽器おもちゃですが、そのグランドピアノ版が本製品です。
おもちゃ会社であるバンダイらしく、屋根のミッキーマークのくり抜きや鍵盤のクリスタル感など、子ども心をくすぐる仕掛けがたくさん込められているピアノおもちゃになっています。
光レッスンナビ機能がついており、曲に合わせて鍵盤が光るので楽譜が読めない子どもでも演奏を楽しめます。古典的な子ども向け楽曲とディズニー曲の計15曲を収録しており、ディズニー好きの子どもなら自分が好きな曲を自分で演奏できる楽しさにきっと目覚めることができます。
鍵盤数は32鍵盤で子ども向けとしては多めです。2オクターブ半あるので、両手をつかった演奏が可能になります。
KAWAI グランドピアノ

大手ピアノメーカーの河合楽器が作成したミニピアノです。魅力はなんといっても、グランドピアノがそのまま小さくなったようなエレガントかつかわいい見た目ですね。見た目はグランドピアノですが、対象年齢3歳以上だけあってキータッチはやわらかくなっていますし、子どもが力任せに叩いても壊れないように耐久性も考えられています。屋根を閉じると音量を小さくして演奏することができます。
子ども用のおもちゃにしては32鍵盤あって音域が広いので、これから先ピアノに慣れ親しむことを見据えている人におすすめです。
KAWAI アップライトピアノ

こちらも河合楽器が作成したミニピアノです。アップライトピアノ型となっているのでグランドピアノ型よりも奥行きを短く、スペースをとらない点がメリットです。
子ども向けでありながら鍵盤の強弱コントロールも可能であり、自然なピアノ音に近づけたアルミパイプ音源を使用しています。
子どもにおすすめの電子キーボード
YAMAHA PSS-E30 Remie

Remie(レミィ)は日本が誇るピアノメーカー、ヤマハが販売している子ども向け電子キーボードです。
小さな子どものが演奏しやすいコンパクトさで、音楽だけでなく動物の鳴き声や乗り物の音なども収録しており、子どもが鍵盤をさわりたくなるように深く考えてつくられています。
ドレミ当てクイズ機能がついていたり、30曲を収録していたりはしていますが、Remieの強みはデザインからも感じられるシンプルな親しみやすさです。子どもが使いこなしきれない機能をつけるのではなく、機能を最小限にしぼることでまだ小さい子どもでも1人であつかいやすくなっています。
CASIO LK-325

CASIOのLKシリーズは光ナビゲーションつきの電子キーボードの代表的商品です。曲が流れているあいだ、どの鍵盤を押しても正しい音程が鳴る「らくらくモード」もついています。
「ドレミナビ」機能がついており、光る鍵盤を押さえると音声で音程を教えてくれます。ドレミによってメロディーをガイドしてくれるので、子どもの音感トレーニングに役立ちます。
LKシリーズはマイクがついているのも特徴で、楽器をまだ演奏できない子どもでも内蔵曲を流してマイクで歌えばカラオケとして楽しむことができます。
演奏性・音質は電子ピアノに劣りますが子どもがピアノを好きになれるようなさまざまな機能を搭載していることが強みであり、その点を評価すればコストパフォーマンスの高い商品です。
鍵盤数は61鍵盤ですが、タッチレスポンスによって音の強弱をつけることも可能であり、本格的なピアノ練習に入る前の幼児〜小学生ぐらいでおすすめの商品です。
CASIO Casiotone CT-S400

カシオのCT-S400はCT-S300の後継機であり、61鍵盤でタッチレスポンスあり、独自音源「AiX音源」で600種類以上の高品質な音源を収録し、独自機構「バスレフ機構」によって迫力ある低音を実現しています。
価格も3万円台となると、低価格帯の電子キーボードとの音質の違いはかなりのものになります。
「ワイヤレスMIDI & AUDIOアダプター WU-BT10」(別売)を装着すればスマホやタブレット内の楽曲を本体のスピーカーから再生することができます。
音色600種類以上、リズムパターン200種類以上、内蔵曲160曲ととにかくいろいろ豊富なのがCasiotoneの特徴です。これ1台でいろいろなパターンで遊ぶことができます。
YAMAHA NP-15

YAMAHA NP-15は61鍵盤、タッチレスポンスありのスタイリッシュな電子キーボードです。
ボタン数は非常に少なく、限りなく電子ピアノに近づけた電子キーボードという印象です。
鍵盤は低音部分がやや重く、高音寄りになると軽くなります。電子キーボードの鍵盤のやわからい感触がありつつもタッチレスポンス機能によって強弱を表現できるところがポイントです。
実売価格は2万数千円であり、電子ピアノに近いものをなるべく安く、と考えている人にはうってつけの商品です。
Roland GO:PIANO88

GO:PIANO88はピアノと同じく88鍵盤をそなえた人気の電子キーボードです。
スマホとのBluetooth接続が可能なので、手持ちのスマホアプリで音楽を再生するとGO:PIANO88本体のスピーカーや接続したヘッドホンから鳴らしながら演奏練習することができます。
88鍵盤ありながら持ち運び可能な薄型タイプであり、練習しないときは片付けておいたり、発表会場などの出先に持ち出すこともしやすくなっています。
子どもにおすすめの電子ピアノ
Roland FP-30X

RolandのFP-30Xは世界中で愛されているポータブル・電子ピアノです。88鍵盤で最大同時発音数が256音あり、複雑な曲の演奏にも耐えられるスペックとなっています。
鍵盤のタッチ感や音源の音質は電子ピアノならではのものです。そのほかの機能としてはBluetoothによってスマホやタブレットの音源を本体スピーカーで再生することができます。
実売価格は8〜9万円程度であり、電子ピアノとしてのコストパフォーマンスはかなり高くなっています。
CASIO PX-S1100

カシオのPX-S1100の特徴はスリムなボディです。ハンマーアクション付き88鍵盤の電子ピアノとしては世界最小のサイズとなっています。奥行きが232mmであり、自宅にも置きやすい電子ピアノです。
機能面も優秀ですが、サイズ感含めたデザインセンスが特に秀逸だと感じます。
鍵盤ひとつひとつの倍音や共鳴の仕方も調整されており、繊細な演奏からダイナミックな演奏まで表現できる表現力の幅広さも特徴です。
こちらもFP-30Xと同程度安価で販売されており、コストパフォーマンスに優れた電子ピアノです。
KAWAI CN201

CN201は河合楽器製作所が生み出した据え置き型電子ピアノの傑作です。高価格の優れたものはほかにもありますが、据え置き型・12〜13万円台で高いクオリティを出すというコストパフォーマンスの面で優秀な電子ピアノです。
鍵盤を沈めたときに発生するわずかなクリック感も再現されており、上位機種のような機能をこの価格で搭載しているところがこの機種のポイントです。
クラシックな見た目をしながらBluetooth接続に対応しており、中身はしっかり最新のものとなっています。
YAMAHA Clavinova CLP-745

クラビノーバシリーズはヤマハの電子ピアノのフラッグシップ機です。
電子ピアノでありながらグランドピアノを再現することを目標としており、700番台シリーズは豊かな共鳴音や繊細なタッチ感などグランドピアノに近づけた部分ももちつつ、Bluetooth接続可能などの電子ピアノらしさをあわせもっています。
実売価格が約20万円とかなり高価になりますが、そのぶん品質面は間違いなく一級品の電子ピアノです。
