
CA業界って女性にとって働きやすいですか?

キャビン・アテンダントは女性が中心だから、女性が働きやすくなるための制度は整っている業界よ。
こんにちは、Yunです!
転職について調べるなかで「客室乗務員って働きやすいの?」「客室乗務員のワークライフバランスってどうなの?」と疑問に感じていませんか?
そんな悩みをお持ちの方に、こちらの記事では客室乗務員(CA)の働きやすさについて解説します!
この記事を読めば、客室乗務員があなたにとって働きやすい仕事かどうかがわかります!

客室乗務員(CA)の働きやすさ

キャビン・アテンダントは女性が職場の中心であるため、企業を問わず女性が活躍できる職種になっています。また、航空業界は零細企業がないので出産・育児にかかわる制度はどの企業でも一定程度整っています。
勤務形態はシフト制で、交代要員も多いため有給はとりやすくなっていますし、残業も他業種にくらべて少なくなります。
キャビン・アテンダントのデメリットは、育休が終わると従来通りのステイ期間が入るため家で子どもと過ごす時間はほとんど取りづらい点にあります。
客室乗務員の働きやすい会社4選
全日本空輸(ANA)
ANAは2022年の女性管理職の割合が18.3%でした(公式HPより)。
ANAグループは男性の育休取得率100%を目標としています。具体的に2023年度末までに100%達成をめざしており、2021年度は65.4%でしたが、今後は男性の育休取得率のさらなる向上が見込まれます。
ANAは女性活躍推進法に基づく一定基準を満たした企業に対する認定制度「えるぼし認定」の最高位から2番目の「えるぼし(3つ星)」認定企業です。
また、次世代法に基づく一定基準を満たした場合に「子育てサポート企業」として認定される「くるみん認定」においても最高位の「プラチナくるみん」を取得しています。

日本航空(JAL)
JALは女性活躍推進法に基づく一定基準を満たした企業に対する認定制度「えるぼし認定」の最高位から3番目の「えるぼし(2つ星)」認定企業です。
また、次世代法に基づく一定基準を満たした場合に「子育てサポート企業」として認定される「くるみん認定」においても「くるみんマーク」を取得しています。
JALは「男性育児休業取得率100%宣言」の参加企業です。2022年度の総合職男性の育休取得率は64.6%でした。
JALでは短日数勤務制度を採用しており、小学3年生までの子どもがいれば月の勤務日数を「6割勤務」「8割勤務」「9割勤務」から選択することができます。これにより、出産・育休後にも復職しやすくなっています。
ジェットスター・ジャパン
ジェットスター・ジャパンはジェットスター航空のグループ会社であり、豪カンタス航空、日本航空などが出資しています。非上場企業であり公表されている情報は多くありません。
豪カンタス航空が出資していることもあってオーストラリア的な社内文化があり、純国内企業よりも自由でアットホームな雰囲気をもっていると言えます。
有給の取りやすさについては、自由なシフトのスワップ(交換)が許可されていることもあって同業他社よりも柔軟に対応してもらえると感じている人が多いようです。
Peach Aviation
Peach Aviation(以下、ピーチ)は主に全日本空輸が出資しています。非上場企業ではありますが比較的情報を開示している企業です。
ピーチの2022年の女性管理職の比率は25%です(公式HPより)。管理職の女性比率向上については2025年までに33%、2029年までに35%をめざして取りくんでいます。
大阪に拠点を置いている企業であり、社風に関しても「関西のノリ」「ガンガンいこうぜという雰囲気」と感じている社員が多いようです。日系企業ですが社内の体質がベンチャー気質であるため、外資系に近い自由で闊達な風土が評判です。
基本は月20日出勤ですが、「月10日出勤」「月15日出勤」「フライト多め」を毎月選択できるので、個人の希望に合わせた働き方ができます。
働きやすい企業を選べば活躍できる

上の図は、日本の女性の平均賃金が男性よりも約22.5%低いことを表しています。
先進諸国と比べて日本は女性の平均賃金が男性よりも低い傾向にあります。
女性の管理職比率も先進諸国と比べると低く、働く環境をしっかり選ばないと、女性は男性よりも損をする可能性が高くなっています。
ただし、今回紹介したように女性が活躍できる環境を用意した企業もたくさんあります。
女性にとって働きやすい環境に身を置くことで、これまで以上のキャリアを築くことができます。

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