総合コンサル業界って女性にとって働きやすいですか?
コンサル業界全般で言えるのは、基本はハードワークだけど、個人の生産性次第で休みや勤務時間の都合はつけやすくなることよ。
総合コンサルは業務内容や部署が多岐に渡るので、それ次第という面もあるわ。
こんにちは、Yunです!
転職について調べるなかで「総合コンサル業界って働きやすいの?」「総合コンサル業界のワークライフバランスってどうなの?」と疑問に感じていませんか?
そんな悩みをお持ちの方に、こちらの記事ではコンサル業界の働きやすさについて解説します!
この記事を読めば、総合コンサル業界があなたにとって働きやすい業界かどうかがわかります!
総合コンサルタント業界の働きやすさ
コンサル業界には戦略系・総合コンサル・人事系・金融/M&A系・シンクタンク系などが含まれます。
総合コンサルタントは他のコンサル業界に比べて対象となる領域が広いことが特徴です。業界を問わずカバーし、コンサルティングについても社内の全領域を対象とします。
そのため、会社の規模が大規模になりやすいのが総合コンサルタント企業の特徴です。多様なルーツをもつ社員が活躍するため社内には多様性を認める文化があり、女性だから働きにくい、ということはほぼない業界です。
働きやすさに関する総合コンサルタント業界の特徴は、以下のものが挙げられます。
総合コンサルタント業界の働きやすい会社3選
クライアントファーストの業界文化であり、ワークライフバランスを確保できるかどうかはそのときのクライアント、プロジェクトしだいの部分が大きいのがコンサルタント業界の特徴です。
そのなかでは総合系コンサルタント業界は近年ワークライフバランス向上に関して積極的な努力してきた業界であると言えます。以下で紹介する企業はワークライフバランスに関する取りくみが特に優れていると社会的に評価されていたり、政府公認の認定資格を取得している企業たちです。
アクセンチュア
「Project Pride」というアクセンチュア独自の働き方改革があります。これには18時以降の会議の原則禁止、短日・短時間制度の導入・働きやすさに関する管理職研修などをが施策として含まれています。「Project Pride」の取りくみにより、残業時間が平均1時間減少、離職率が実施前の半分以下に減少するなどの効果が出ています。また、2022年時点で新卒の女性採用比率が52.5%、女性管理職が19.3%となりました(公式HPより)。
アクセンチュアの「短日・短時間制度」では週20時間以上かつ週3日以上であれば勤務時間を自由に選択できます。たとえば1日7時間 × 週3日、1日5時間 × 週4日のように勤務時間を自分のライフスタイルに応じて選ぶことができます。
男性社員が多いなかで女性の活躍を推進しているので、むしろ女性のほうが優遇されていると感ている現場の社員も多いようです。
残業時間についても「Project Pride」の理念が浸透しており、月20時間程度に抑えるように管理されています。
アビームコンサルティング
アビームコンサルティングは経営理念に「多様な個人の尊重(Power of Diversity)」を掲げています。2022年の社員の女性比率は28.5%、管理職の女性比率は15.4%、男性の育休取得率は37.6%です。(公式HPより)
アビームコンサルティングは女性活躍推進法に基づく一定基準を満たした企業に対する認定制度「えるぼし認定」の最高位から2番目の「えるぼし(3つ星)」認定企業です。
育休後の復職率も高く、保育園についても提携園があるため、自宅との距離が近ければ子どもの保育園探しに苦労することはありません。
また、次世代法に基づく一定基準を満たした場合に「子育てサポート企業」として認定される「くるみん認定」においても最高位の「プラチナくるみん」を取得しています。
デロイトトーマツコンサルティング
デロイトトーマツコンサルティング(以下DTC)では「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン」の思想のもと、女性の活躍推進に向けた取りくみがおこなわれています。
DTCの2022年時点の管理職の女性比率は15.3%、平均残業時間は月11.0時間です。(公式HPより)
DTCは女性活躍推進法に基づく一定基準を満たした企業に対する認定制度「えるぼし認定」の最高位から2番目の「えるぼし(3つ星)」認定企業です。
また、次世代法に基づく一定基準を満たした場合に「子育てサポート企業」として認定される「くるみん認定」においても最高位の「プラチナくるみん」を取得しています。
働きやすい企業を選べば活躍できる
上の図は、日本の女性の平均賃金が男性よりも約22.5%低いことを表しています。
先進諸国と比べて日本は女性の平均賃金が男性よりも低い傾向にあります。
女性の管理職比率も先進諸国と比べると低く、働く環境をしっかり選ばないと、女性は男性よりも損をする可能性が高くなっています。
ただし、今回紹介したように女性が活躍できる環境を用意した企業もたくさんあります。
女性にとって働きやすい環境に身を置くことで、これまで以上のキャリアを築くことができます。
仕事も私生活も両立して、人生を楽しみたいです!
記事のなかで紹介した仕事に興味があれば、転職サイトなどで調べてみてください。