【英語の時制】現在時制のルールと現在形の使い方7選!

語学
新卒ちゃん
新卒ちゃん

シンプルなタンスをプレゼントしたい、みたいな時制ありましたよね。

マルリン先輩
マルリン先輩

Simple Present Tenseね。

現在時制のことで、タンスもプレゼントも関係ないわ。

新卒ちゃん
新卒ちゃん

現在時制って現在の話に使っておけばOKですか?

マルリン先輩
マルリン先輩

そうでもないのよ。

話す内容しだいで、未来の話や過去の話にも使えるのよ。

こんにちは、Yunです!

英語の勉強をするなかで「現在形ってどう使うの?」「過去や未来の話でも現在形が使えるって本当と疑問に感じていませんか?

そんな疑問をお持ちの方に、こちらの記事ではどのようなときに現在時制を用いるかを解説しています!

この記事はこんな人におすすめ!
  • 現在形の使い方やルールを知りたい人
  • 現在進行形に近い内容を現在形で表す場合について知りたい人
  • 現在形を過去の話題で使う場合について知りたい人
  • 現在形を未来の話題で使う場合について知りたい人
記事の内容まとめ
マルリン先輩
マルリン先輩
  • 現在時制は一般的な事実や習慣、現在の事実などを表すわ。
  • 過去の出来事であっても、臨場感を出すために現在時制を用いることがあるわ。
  • 未来の出来事であっても、if や when などを用いた副詞節のなかでは現在時制を用いるわ。

この記事を読めば現在時制や現在形の使い方がわかります!

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現在時制の語形

現在時制(Simple present tense)のとき、動詞は以下のかたちで用います。

  • 動詞の原形を用いる
  • 主語が三人称単数のときは原形に「s」または「es」をつける

日本の学校教育で用いられる「現在形」という概念は、欧米ではあまり用いられません。現在時制は原形または「原形 + s[es]」を用いると習うのがふつうです。

ただし、こちらの記事では日本人にも伝わりやすいよう現在形という言葉を用いますし、現在形と現在時制をあまり細かく区別していません。また、この記事での現在時制とは単純現在時制をさします。

現在時制の主な用法7つ

  1. 一般的な事実を表す
  2. 習慣を表す
  3. 現在の事実を表す
  4. 確定的な未来を表す
  5. 説明や指示の際に用いる
  6. 臨場感を出すために用いる
  7. 未来時制の代わりに用いる

一般的な事実

例文
London is a large city.ロンドンは大都市です。
Rain is scarce in the desert.砂漠は雨が少ない。
Ten times ten makes one hundred. (10 x 10 = 100)10かける10は100です。
Time passes very quickly when you get older.歳をとると時間が過ぎるのがとてもはやい。

主観的な事実にも現在時制を用いる

客観的な事実ではなくても、発話者が「変化しない事実」という気持ちを込めているなら現在時制を用いて表現できます。

例文
I really love my job.仕事が大好きです。
Spiders don’t frighten me.クモは怖くない。
Martha does what she wants.マーサはしたいことをします。
新卒ちゃん
新卒ちゃん

いつもそうだと思っていたら現在時制ということですね!

習慣を表す

例文
He plays chess.彼はチェスをする。
It always snows here in January.ここは1月はいつも雪だ。
I swim in the sea every Saturday.毎週土曜日に海で泳いでいます。
I read every night before I go to sleep.毎晩寝る前に読書をします。
How do you get to work?どうやって通勤していますか?

これら習慣に関する表現では「always」「often」「usually」などをともなうことがよくあります。

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現在の事実を表す

ここでいう「現在」とは、今この瞬間という狭い視点ではなく、「今」をかなり広くとらえた視点になっています。

たとえば、以下のやり取りで使われるような「今」をさしています。

A:「福岡出身だったっけ?」
B:「はい、でもは神奈川に住んでます」

C:「やっぱりスマホにしたほうが便利かしら」
D:「の時代、スマホは必需品ですよ」

E:「昔はよく反発してたけど、なら親が言ってたことを理解できます」

上記の例で使われている今の期間の幅は、発話者の主観次第ですが、「瞬間」に限定されていないものであることが伝わったでしょうか。

英語の例文は以下のとおりです。

例文
I see a man at the window.窓のところに人が見えます。
He likes reading.彼は読書が好きです。
He is a good swimmer.彼は水泳が上手です。

このように現在の事実を現在時制で表す場合、主に以下の動詞を用います。

  • 状態を意味する動詞(live, know, understand…etc.)
  • 感情や知覚に関する動詞(like, hate, see, hear, feel…etc.)

これ以外の動詞では、ふつう現在進行形を用いて表します。

マルリン先輩
マルリン先輩

この表現は「今していること」だけど、その今が瞬間的ではないから進行形ではなくて現在形を用いているのよ。

確定的な未来を表す

現在形は確定的な未来を表すのにも使われます。

例文
The train arrives at 5 o’clock.電車は5時に到着します。
It is low tide at 0234.2:34に干潮になります。
The meeting ends at 6 o’clock.会議は6時に終わります。

上記の表現はすべて未来時制を用いて表すこともできます。現在時制を用いる場合、その出来事が起こることへの発話者の確信がより強く表されます。

説明や指示の際に用いる

指示や説明の際に現在形を用います。内容の性質上、主語はふつう2人称で、そのあとに動詞の原形が続きます。

これは現在時制の用法というよりは、命令文の形式の一種と言えます。

例文
You walk for two hundred meters, then you turn left.200メートル進んで左に曲がってください。
You take the train into the city centre and then you take a number five bus. 電車で都心に入り、5番バスに乗ってください。

臨場感を出すために用いる

過去のできごとに対して現在形を用いることがあります。

これは文章に臨場感をもたせるための表現技法で、小説や口頭でストーリーを語るときにしばしば用いられます。

例文
A man walks into a bar. Ouch!男がバーに入ってくる。うわ!
We heard the helicopter overhead. Suddenly, the radio bursts into life.頭上にヘリコプターの音を聞いた。突然、ラジオから音がする。

未来時制の代わりに用いる

未来の時や条件を意味する副詞節のなかでは、未来表現のかわりに現在形を用います。

例文
Stay here till he comes back.彼が戻るまでここにいなさい。
If it is fine tomorrow, we will have a picnic.あす天気がよければ、われわれはピクニックをする。

この場合、副詞節には以下のような単語が含まれます。

時に関する単語条件に関する単語
・when
・before
・till
・untill
・after
・as soon as など
・if
・unless
・provided など

動詞の現在時制がわかれば変わること

現在時制の使い方がわかれば以下のような点に注意して表現することができるようになります。

  • 習慣を表すのであれば進行形ではなくて現在形を用いる。
  • 確定的な未来であれば未来表現ではなくて現在形を用いる。
  • 「if」や「when」「after」など未来や条件を表す副詞節のなかでは現在形を用いる。

独学では難しいと感じるときは、英会話教室や通信講座を活用しましょう。あなたの理解に合わせて、集中的に学習することができます。

新卒ちゃん
新卒ちゃん

現在時制を使いこなせると便利そうですね!

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